地域における環境に優しい計画策定(地域環境基本計画・環境アクションプラン・新エネ/省エネビジョン)

弊社は、これまで多くの自治体からの委託により、地域における環境に優しい計画として、地域環境基本計画・環境アクションプラン・地域エネルギービジョン等を手掛けています。地域における環境に優しい計画の策定を支援するため、基礎データの収集(地域エネルギー賦存量、利用可能性の分布等)を行い、これをもとに地域特性に応じたエネルギー導入・普及啓発に係る基本計画、および、施策の基本的な方向性、重点プロジェクトの実行プログラムを作成するための支援を行います。また、計画の策定に関する調査は、学識経験者や企業・事業実施者、県や自治体の行政関係者などからなる推進委員会ならびに具体的な検討を行う検討分科会を設置し、協議・検討を行い、報告書やリーフレット(概要版)に成果をまとめています。 これまで多くの自治体と一緒に、地域における環境に優しい計画の策定に関する調査を行ってきた実績があります。

その一例として、平成20~22年度に渡り、検討を行った刈谷市環境都市アクションプランと、平成20~21年度に渡り、検討を行った世田谷区エネルギー消費量報告書制度調査について、紹介いたします。

(1)刈谷市環境都市アクションプラン

愛知県刈谷市の委託を受け、低炭素型のまちづくりを進め、持続可能で快適な「環境都市」を実現することを目的とした「刈谷市環境都市アクションプラン」の策定支援を実施しました。「刈谷市環境都市アクションプラン」は、刈谷市の技術・情報・行動力を集結した最先端の環境まちづくりを目指し、「産業・エネルギー」「交通(エコモビリティ)」「くらし(エコライフ)」の3つの分野に対する取組みを掲げています。

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以下は、「産業・エネルギー」「交通(エコモビリティ)」「くらし(エコライフ)」の具体的な取組み内容です。本取組みに基づき、刈谷市では環境に優しい「環境都市づくり」を進めています。

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(2)世田谷区エネルギー消費量報告書制度

世田谷区では、平成17年度に「世田谷区地域省エネルギービジョン」を策定しました。この調査の中で、民生業務部門におけるエネルギー消費量の伸びが著しいことが判明したため、省エネルギーを促進するために創設された「世田谷区エネルギー消費量報告書制度」のシステム構築、運営等について支援を行いました。報告書制度は、民生業務部門の建築物におけるエネルギーの消費量を把握、分析を行った上で、省エネルギーアドバイス、省エネルギー診断等を実施したものです。報告書制度の目的として、以下の3つを掲げて取組みを進めています。

・世田谷区内事業者が自主的にエネルギー消費量を把握・管理する仕組みづくり
・エネルギー効率が劣る設備を使用する事業所を抽出し、改善を促進する仕組みづくり
・設備の省エネ運用や、省エネ設備改修に自主的に取り組む仕組みづくり

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