低炭素・水素エネルギー利用社会に向けた都市システム技術検討
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弊社では、国交省(国総研)のプロジェクトの一環として、つくば市の都市インフラ(共同溝スペース)を利用した水素供給実験及び水素供給技術に関する検証と、近未来を想定した『スマート水素ハウス(水素を利用した燃料電池を中心とした環境に優しく、安全・安心、快適を実現した住宅)』に関する調査を行いました。

(1)都市内共同溝における水素供給実験

茨城県つくば市が管理するつくば中央公園に隣接する市道(歩行者専用道路)地下の共同溝を実験対象範囲とし、公園南側の地上部に水素ボンベ、エキスポセンター手前の地上部に燃料電池を設置し、共同溝を経由して水素ボンベから燃料電池までオンラインで水素供給を行うための技術を実証しました。

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二重管方式で水素配管を敷設し安全対策の有効性を検証するとともに、太陽光発電の出力変動を調整する燃料電池が運転・停止する際の水素配管への影響を検証しました。

(2)水素ハウスにおける燃料電池の運用実験

水素ハウス(ユニットハウス)を設置し、電力負荷や太陽光発電出力の変動を純水素燃料電池の出力調整により平準化する効果や、分散電源を活用して燃料電池を立ち上げる方法を検証しました。 具体的には、ハウス内における電力負荷や太陽光発電が変動した場合の、純水素利用燃料電池の発電量や水素消費量を測定し、純水素燃料電池の追随性などは検証しました。また、水素と再生可能エネルギー発電・蓄電池によってエネルギー自立する住宅の運用実験を行いました。
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