下水熱利用熱供給プラントの設計(芝浦水再生センター上部利用:品川シーズンテラス)

弊社は、未利用エネルギーを活用したエネルギー供給施設の設計業務を行ってきました。ここでは、下水処理水を活用した熱供給プラントとして、2015年にオープンした「品川シーズンテラス」におけるエネルギー供給システムの基本・実施設計について紹介いたします。

(1)基本・実施設計

東京都の下水処理施設「芝浦水再生センター」の再構築に伴い、新たに設けた雨天時貯留施設の上部空間を活用した複合ビル「品川シーズンテラス」に対して、東京下水道エネルギー株式会社の協力会社として下水熱を活用した熱供給プラントの基本・実施設計を行いました。

基本設計業務では、提示された諸元をもとに、ビル側の熱負荷を検討し、その検討を踏まえ下水処理水の利用設備、熱源機器構成・材質等について、システムの信頼性、省エネルギー性、経済性等を考慮し最適なエネルギー供給システム等の設計を行いました。

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実施設計業務では、上記のシステム計画に基づき、機械設備、電気設備及び中央監視・自動制御設備の詳細検討、設計計算を行い、その検討を踏まえ実施設計図、仕様書の作成を行いました。

(2)工事監理

工事監理業務では、実際にエネルギーシステムを建設するにあたって、請負者(施工者)と発注者との間に立って、請負者が具体化する関係図書に対して、発注者の目的が反映されているか、発注条件等と整合できているか等について、照査・審査を行い、関係諸機関との調整及び承諾事項に関する審査等を行いました。