広域関東圏における水素利活用促進に係る普及啓発事業

弊社では、経済産業省関東経済産業局の令和2年度事業「広域関東圏における水素利活用促進に係る普及啓発事業」を受託し、広域関東圏における水素利活用の促進に向けた調査、検討、普及啓発活動に取り組みました。

本事業では、地域における水素エネルギーに関する社会受容性向上や水素利活用の促進を目的として、(1)国内・海外の事例調査、広域関東圏におけるポテンシャル調査、(2)水素利活用アイディアの検討会、(3)普及啓発活動(水素・燃料電池関連分野進出セミナー、水素普及啓発イベント)を実施しました。

(1)国内・海外の事例調査、広域関東圏におけるポテンシャル調査

事例調査では、地域における新たな取り組みの創出に向けて、水素利活用の国内先進事例を調査し、地域にもたらした「価値」を定性的・定量的に分析することに加えて、水素利活用の動機や課題等の実情も分析しました。また、海外事例調査では、海外において先行する水素利活用の取り組みや普及施策等を調査し、これらを国内に展開する場合の手法等について分析・考察を行いました。ポテンシャル調査では、広域関東圏における副生水素や未利用資源による水素製造のポテンシャル、交通や物流等の利活用のポテンシャルを調査してマップ化しました。

調査した国内事例の分類

調査した海外事例の分類


        副生水素の発生場所
       トラックターミナルの立地

(2)水素利活用アイディアの検討会

地域での水素利活用を進めていくには、新たな分野や地域特性を活かした利活用の促進が重要です。そのため、水素エネルギーに関する学識者・専門家や大手企業等の外部有識者に参画いただき、地域における水素利活用アイディアの検討を行いました。
各地で水素利活用の取り組みや検討を進めるのに役立つよう、市街地、港湾などエリア別に水素利活用のアイディアをまとめました。

農林業・中山間エリアで想定できるバリューチェーンや取組課題

(3)普及啓発活動(水素・燃料電池関連分野進出セミナー、水素普及啓発イベント)

令和3年2月4日に水素・燃料電池関連分野への進出を促進するセミナーを開催しました。また、令和2年12月18日に長野駅前において、同19日には長野県で開催した地元プロバスケットボール試合との併催で水素エネルギー普及啓発イベントを開催しました。水素に関する基本的な情報を説明するパネル展示や、試乗イベント等により、幅広い層に向けた情報発信を行いました。

長野駅前における水素エネルギー普及啓発イベントの様子

【関連リンク】
◇ 関東経産局「広域関東圏における水素利活用促進に係る普及啓発事業」の結果を取りまとめました