~新地町スマートコミュニティ事業~
新地エネルギーセンターが完成
福島県新地町より委託され、日本環境技研株式会社が設計・設計監理を行った「新地エネルギーセンター」が2018年11月末に完成しました。
今回完成した「新地エネルギーセンター」は、新地町が掲げる「エネルギーの地産地消による環境産業共生型の復興まちづくり」実現に向け、新地駅周辺に新設予定の公共施設やホテル・温浴施設に対し、相馬LNG基地からの天然ガスを活用したコージェネレーションシステムや熱源システムによって、熱と電力を供給する事業です。需要家への供給開始は、2019年3月の予定です。
日本環境技研株式会社を含めた新地町など12の企業・団体とともに、2018年2月に設立した「新地スマートエナジー株式会社」が、今後、「新地エネルギーセンター」の運営を行っていきます。
新地エネルギーセンター外観
新地エネルギーセンターの概要
建物概要 | 敷地面積:7,606.36㎡ 延べ床面積:687.96㎡ 構造:鉄骨造1階建 設計:日本環境技研株式会社 施工:日比谷総合設備株式会社 |
システム | 相馬LNG基地からの天然ガスを活用し、コージェネレーションシステムや熱源システムを稼働し熱と電気を製造、熱導管および自営線を用いて新地駅周辺施設へ供給 |
機器構成 | エネルギーマネジメントシステムにより、地域内のエネルギー需給バランスを最適化 |
事業運営 | 新地町・企業など12団体が出資し設立した「新地スマートエナジー株式会社」が事業を運営 |
新地駅周辺地区全体と電力・熱供給のイメージ